青空文庫で寺田寅彦を読む

tezoooka2009-12-08

最近の格安暇潰し方法でマイブームなのが、青空文庫だ。

青空文庫そのものは相当以前から知っていたし、かつてはケータイで読んだこともあったが、さすがにケータイだと文字サイズ×画面サイズの制約がきつかった。

で、しばし前から我がポケットに常駐するようになった当世的デバイスの登場である。大きくて(ケータイ比)視認性の良いタッチスクリーンが付いているので問題ないだろう。
哀しいかな、My機は 3G 通信できない iPod touch なので、iPhone のように何時でも何処でも文庫をダウンロードする訳にはいかない。しかし、WiFi でダウンロードしてオフラインで読めば良いのだ。
ググってみれば、オフラインで読む方法はいくつかある。電子ブック用アプリでは、Stanzaというソフトが有名らしいが、今ひとつ性に合わなかった。もちろん青空文庫専用アプリを購入すれば快適に読めるのだが、敢えて無料にこだわり、縦書きを諦めた結果、Read It Later というブラウジング環境(という表現でよいのだろうか?)に落ち着いた。このソフトで、青空文庫のテキスト(xhtml)をオフライン用にダウンロードしておけばいつでも読めるのだ。ちゃんとした栞機能はないが、途中まで読んで終了しても、次回開くとその近辺にまでスクロールしてくれる。


そんなこんなで、ブラウズ環境が整ったので暇を見つけてはページをめくって(タップして)いる。


肝心の中身だが、細切れ時間に最適なのが寺田寅彦のエッセイ。短時間で読み切れるのが良い。青空文庫には彼の文章が相当数の文章がアップされていて、しばらくはネタ切れすることはない。とりあえずタイトルのアイウエオ順に読んでいる状況だ。

このやり方は、細切れの空き時間や満員電車(一応、自転車通勤者なので毎日ではないが)で立って読む時に活用させてもらっている。とはいえ、電車に座れたりまとまった時間のある時は、未だ紙の本を読んでいる。ただしブックオフ品なので、これも格安の時間潰しだ。