歩行者が自転車に注意するのか?自転車が歩行者に注意するのか?

今日、近所を流れる早渕川(鶴見川の支流)をランニング中に目撃した路面標示がこれ。

それないに古い標示なので、普段は何気なく看過していたようだが、なぜが今日はちょっと引っかかった。
本来、歩行者が自転車に対して注意を払うべきなのではなく、自転車サイドが歩行者を気遣ってやるのが、交通弱者の優先原則ではないか。(もっとも、この川沿いの小径がサイクリング専用道路なら話も違うが、そんなことはない)ちょっとした言い回しの問題なのだが、どうにも釈然としない感覚だ。

ま、ここで話が終わるのであれば、140文字程度で呟けたのだが、これには続きがある。


しばらくすると、まら路面標示が目に入り、「またか」と思いながらスルーしかけたら、さっき感じた違和感がない...

こんどの主語は自転車だ(笑)。

どういう経緯で、このようなバラツキが生じたのかは知らぬが、注意を払うと世の中には、些細でも面白いものがあるものだ。国土交通省の名誉のために、以降数回の標示はすべて自転車が主語になっていたことを補記しておく。

最後に、この注記の趣旨に関してだが、歩行者も自転車も相互に注意を払うのが、最良の安全意識であることは言うまでもない。