シャガール展観てきた

上野の東京藝大美術館で開催中の、シャガール展<ロシア・アヴァンギャルドとの出会い〜交錯する夢と前衛>を観てきた。会期末が来週に迫っているので、混雑かと思ったが、午前中に行ったので比較的ゆったり見ることができた。

シャガールの実物を見るのが目的だったのは言うまでもないが、ナターリヤ・ゴンチャローワという初めて触れた画家の作品が良かった。ネオ・プリミティヴィスムとかロシアン・アヴァンギャルとか難しい話は解らんが、ゴロンチャローワの作品は、見ていて気持ち良い。

圧巻は、晩年のシャガールが制作した歌劇『魔笛』の舞台・衣装美術のコーナーだ。魔笛の内容は良く知らないが、この舞台なら観たかったなと思わせる迫力が十分だ。DVDにでもなっていれば良いのだが、1964年のメトロポリタン歌劇場の杮落としということで、カラーの映像は無いのだろうな・・・


一通り観終わって腹を減らして外に出ると、上野公園は午後の柔かなな日差しに包まれている。味の割には高額なカレーライスだったが、秋の爽やかな空気に中でビールと一緒に、幸せ気分を満喫。