マップホルダー

オートバイのガソリンタンクの上にロードマップを取り付けて走っているライダーを見かける。自転車ツーリングの場合は、オートバイほどスピードが出ないので、必要な時には停車して地図を取り出して見るものかと勝手に思い込んでいたが、ちょいと調べてみると、自転車のハンドルバーに取り付けるマップホルダーとなる存在を知った。いざ買おうとすると意外に高価であり自作する人も多いということことも同時に知ったので、自分もやることにした。


材料

  • A4サイズのクリアケース
  • ハトメ
  • キッチン用のフック
  • ダブルクリップ

ダブルクリップは会社の事務用品棚からくすねたもの。クリアケースはダイソーさんで入手。残りはもともと家にあったもの。ということで、今回は105円の出費だ。それ以外のものも以前にダイソーで買ったものなので全部揃え直しても420円。専用工具(ハトメパンチ)を含めても525円也。

現物合わせしてみる。

ツーリングマップルはA5サイズで、見開きA4状態で取り付けられればベストだ(だからA4サイズのケースを買ってきた)。しかし現物合わせしてみると、ブレーキやシフトの操作に支障がありそうなので、半分に折り曲げた状態で取り付けることにした。
その際に、ハトメ穴を開ける位置を決めておく。

ハトメを付ける

さっき検討をつけた場所にハトメを打っていく。2箇所×表裏×2つ折なので、合計8個のハトメを付けることになる。注意点は必ず中に地図を入れた状態で位置決めすること。地図を入れて折りたたんだ時に穴が重なるようにする。単純に橋から等距離の位置に穴を開けると、地図の厚みの分、位置がずれるので要注意。

完成

以上で製作工程は終わりである。なんともあっけないが、これでよいのだ。

地図を装填

開いた状態で、クリアホルダーにいれ、グイっと折り返す。写真には写らなかったが、折り返した端が勝手に開いてこないように、ダブルクリップで止めておくと具合良し。

重ねたハトメ穴にフックを通しておしまい。

自転車に装着

ハンドルバーの直径とフックのサイズの相性がぴったりで、手で取り付けられる。ただし、金属同士があたるので、ハンドル側にはビニールテープで養生しておいた。

家の周りを少し走ってみたが、ハンドル操作もブレーキ操作も大丈夫。膝があたることもない。

課題

  • ステムに取り付けたサイコンがまったく見えない・・・・対策案はあるので、いずれ処置する予定。
  • ハトメ穴のせいで、クリアケースの防水性能を台無し・・・・雨の日は地図を見ないことにする。
  • 105円のクリアケースの耐久性が未知数・・・・壊れたらそこで諦めるさ。