羽田行きリムジンバスで自転車の積載を断られる確率

北海道縦断自転車旅行プロジェクトの開始日まで既に、一ヶ月を切っているが、函館までは空路だ。
飛行機に自転車を積むのは、多少のリスクを我慢すれば問題ないはずだが、見落としそうなのが、自宅から羽田までの行程だ。我が家の最寄の駅前から羽田まで直通のバスがでているので、普段はありがたく利用させてもらっているが、輪行バッグを持ち込むのは初めてだ。(というか、輪行自体が初体験だ)

積載可能な荷物についてHPで案内を見る限り、スキーやゴルフバッグなどに関する約束の記述のあとに、「詳細は各運行会社にお問合せください」と書いてある。ちなみに、この路線は、本来のリムジンバス(東京空港交通)と、K急バスとT急バスの3社の共同運行である。

来月には自転車を積んでもらう立場になるので気になるが、この情報などを読む限り、なんら問題なさそうだ。とはいえ、念のため一応問い合わせて見ることにした。そうしたら、意外に面白い(?)結果が得られてしまった。
いくつかあたってみたので、時系列で紹介する。(なお、各社の名誉のために申し添えると、以下に記載する内容はかなりデフォルメした文言になっており、極端な口調の差異は会話の雰囲気を強調しているだけであることを予めご了承されたい。)

K急バス・H営業所からの回答

時刻表を見たら、乗りたい時間の運行がK急だったので、まずはK急に問い合わせることにした。
HPを眺めてもこれといった問合せセンターの案内もなかったので、空港に最も近いと思われるH営業所に電話して聞いてみた。

折りたたみ自転車かい?それなら可能だけど、でかいやつぁだめじゃねーかなぁ...

元気のよい兄ちゃんが電話に出てくれたが、いきなりネガティブな回答だ。
どうも、輪行というアクションそのものを分かってないようだ。

東京空港交通(いわゆるリムジンバスの会社)案内センターからの回答

K急の言い分には到底納得できないので、リムジンの看板を背負っているところにあたる。

輪行バッグやケースのようなもの入っていれば可能でございます。
ただし、荷物室の高さの制約から縦にはできず、横置きになります。
スポークなどは丁寧に梱包したほうがよろしいでしょう。ペダルやハンドルなど取り外し可能な部分は外ししてもらったほうが安全かと思います。
他の、運行会社様でも大体同じような対応をなさっていいるかと存じます。

完璧過ぎ。
「リンコウバッグ」という単語を知っているだけで、凄い。


K急バス・K営業所からの回答

ここでやめても良かったのだが、さっきのK急の対応は、企業のとしての回答ではなく、個人的な意見を言われているような気がしてならないので、「別の営業所の反応」も見たくなったので野次馬的に電話してみた。

はい、大丈夫です。通常のスーツケース同様に車両の下部にあるトランクルームに積むことができます。

やっと想定通りの回答が得られたので一安心。
それにしても、企業としての回答になっとらんではないか。K急。

T急バス・お客様センターからの回答

ほとんど意味はないのだが、せっかくなのでT急にも聞いてみることにした。

折りたたみ式自転車ですか?いや、分解してケースか袋に入れたやつですね。でしたら、トランクルームに空きがあれば大丈夫です。成田ではなく、羽田であれば、そんなに荷物が多くないので、大丈夫でしょう。

ふむふむ。

結論

羽田行きリムジンバス乗場に輪行バッグ担いで行って、積載を断られない確率
80%以上